お弁当って言えば…

今週のお題「お弁当の思い出」

今の子どもたちって、キャラ弁とか、かなり凝ったお弁当に慣れているのだろうけど、昔はけっこう大雑把な弁当が多かった。
昨日の夕飯の残りがそのまま弁当になっているのはざらで、彩なんて全く関係なくて、何だか全体的に茶色が多かったな。
弁当箱の作りは頑丈でも、密封度合いは低いから、カバンの中で横になった弁当から出てしまった汁が教科書を……なんてことも珍しくなかった。
カッコ付けたいだけなら、弁当なんて持ってこずに、売店でパンでも買うところだけど、財布と相談すると弁当を持って行かずにはいられない。
……でも、今考えると弁当箱の中身の8〜9割はご飯粒だった。
申し訳程度におかずが入っているわけで、最悪な時は白ご飯に袋の振りかけだけだったり。
ま、女の子と一緒にはとても食べられない弁当。

そういえば、他人の弁当をこっそり盗んで早弁したツワモノもいたな。
盗まれた本人も、自分の弁当とは知らずに授業中笑っていたけど、後で目が点になってた。
そいつ激怒してたけど、そいつも、盗んだ方も財布持ってなくて、お昼抜きの荒行はかなり辛かったと思う。

今だったら、そんなことしたらイジメだと問題になるのかもしれないな。
今の子どもたちは、イジメる術は知っていても、喧嘩の仕方を知らないからね。

それから数日後、そのアホな奴が私の弁当を盗もうとしたので、思いっきりジャンピングキック!!
キレイにぶっ飛んでました。
周りの机も巻き込んで転がったそいつは『腹減ってるんだから、いいじゃないか…』とわけのわからない言い分。
……ま、かなりのアホだということだけは確実。

今はこんな強烈な奴はいないだろうな。